義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

861-870 いま少し・・・

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関西花の寺25ケ所 第8番 應聖寺 ご朱印

 

<今日からの写真>

平成16年6月に訪れた、関西花の寺25ケ所  第8番 應聖寺の写真を掲載いたします。公式ホームページは下記を参照ください。

hana25.jp

 

<義母の短歌>#861-870

いま少し歯に衣きせて物言えと所帯盛りの子が諭す


しみじみと恋しかりけり父母ありてはらから幼く囲みし夕餉


何守るわが命かと茫たれば振り上げし鍬崩れて落ちる


梅ヶ枝に山繭ひとつさびしらに揺れて池の面くれはじめなり


たまに来て山の空気が美味しなど三日在せし後なら聴かめ


累々と積まれし芥の収集場くらしの抜けがらガサッと音たつ


芒原照りかげりつつひと面のもとな侘しき枯色の波


絹の糸流るるごとく沁み透る魔の水に落ちゆく眠りの迷路


バレリーナとも花ともくらげの游泳を水族館の暗きに飽きず


空を這う夜間飛行の音なき灯星に紛れていずく指すなる

 

<管理人のおまけ>

はらから・・兄弟姉妹

茫(ぼう)

山繭(やままゆ)・・ガの一種

芒原(すすきはら)

指(さ)すなる

 

<管理人のつぶやき>

■明日は雨 今日の内歩こう 10.3km

■思い込みで 歩き始めて 30分 ちとおかしいと GPSを見る

■この先は 行き止まりなり 引きかえす

 

<今日のウオーク>由良川の新綾部大橋ー和木大橋 一周 10.3km

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和木大橋から下流を望む

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新綾部大橋から上流を望む

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