義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1271-1275 つくつくほーし・・・

関西花の寺25ケ所 第16番 浄瑠璃寺

 

<義母の短歌>

#1271    つくつくほーしいのちがほーしとわがきこゆ雨の晴れ間の山里の秋


#1272    気難しき師の頬緩めし栗おこわ在す思いにいそいそ参らす


#1273    愛憎は生きありてこそ燃ゆるもの愛淡あわと憎滅びたり 


#1274    それではと手を振る瞬よりひとりなり車庫より五十歩ますますひとり


#1275    山里のくらしの枠をいささかは喰み出る生きの出先は聴かれず

 

<管理人のおまけ>

在(いま)す

喰(は)み

 

<管理人のつぶやき>

■ここにきて コロナ感染増加ぎみ