義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

カテゴリー:街・町(ニ)

関西花の寺25ケ所 第14番 興聖寺



手作り短歌集(ニ)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。

短歌集に掲載された280首の内、十一番目に多く(8首)含まれるカテゴリー【街・町】に分類した短歌を掲載いたします。

 

<義母の短歌 カテゴリー:街・町(ニ)>

#435    踏み切りを超すもの待つもの数分に大きく変わる人歩みいる


#449    雪の彼岸のたこ焼き屋台も無口なり声を落としてひと舟を買う


#631    開店を待つ駐車場広々と水蜘蛛の遊びにわたずみを持つ


#633    売り出しに満車となりいる駐車場ここには枯れ野の匂いがしない


#636    商人の世辞をまともに聞く程若くはあらず雨宿りの舗


#654    売り出しのスーパーに来て漠然と華やぐ彩のなかを泳げり


#676    硝子戸に写る吾が身は透明体通り抜けゆく二人三人


#681    ビラに笑む瀟洒に装う美男美女燃やせば炎となりて天界を行く

 

<管理人のつぶやき>

■ひさしぶり 梅雨の合間のウオーキング

六人部周辺 10km

土師川(岩崎橋?から)