2022-04-21 #941-950 羽根たたみ・・・ 関西花の寺25ケ所 第8番 應聖寺 <義母の短歌>#941-950 羽根たたみ歩む鴉の悠然とひとあしごとにうなずきにつつ 彼岸花葉と花倶にある日なき斯かる厳しき愛もあるべし 大切な封書ぱくりと呑むポスト此れより先は汝が責任 ひと組の息子の肌着まず洗う古き女の心のしきたり 戯れに「遺書」としたため財もたぬわが旅立ちに書くこともなし 異なれるくらしの琴腺ふとゆらぎ友が立ち居のもろもろの音 今日を開くなにもなければ茫々と過去世の迷路彷徨いいたり 魂のうつそみ抜けて彷徨うか今宵は文字を拾わぬまなこ 黙々と茶漬けに事足りてすこやけき命いとしむ理由は要らぬ ドラマいずれも創作なればヒロインの終末せめてやさしくあれ <管理人のおまけ> 倶(ぐ)に・・・共に 斯(か)かる・・こんな 琴腺(きんせん) 彷徨(さまよ)い うつそみ・・この世 <管理人のつぶやき> ■今日は雨 季節は移り昨日穀雨 次の節季ははや立夏