義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2216-2220 喜んで・・・

福知山市三和町岼 渋谷神社

 

<義母の短歌>#2216-2220

#2216    喜んでばかりも居られぬ開発の都合で広らになりし里径


#2217    いねぎわの心のまほらにわらべうた唄うは母かはたまたわれか


#2218    初夏の山傾く日ざしにきらめきの彩をたためり山も眠るか


#2219    いとけなき鈴蘭草より救い出しともに仰げり紺碧の空


#2220    刈り草に腰を下ろして憩う間も時はじんじんわれ置きてゆく

 

<管理人のおまけ>

里径(さとみち)

まほら・・住みやすい場所

 

<365人の生き方>

■青草も 火種いかんで 燃えるもの
(矢野弘典 中日本高速道路顧問  土光敏夫の訓戒)