義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2211-2215 仏より・・・

福知山市三和町岼 渋谷神社

 

<義母の短歌>#2211-2215

#2211    仏よりわが目が喜ぶ水仙の黄に仏壇の明るむを見て


#2212    くねくねによじれし心にコート着せアクセル踏めばわれは別人


#2213    空壜のラベル剥がして一輪の残り椿をひとりの華に


#2214    「早く来な」わらびが呼ぶからゆかなくちゃ野のものなべてわれに良き友


#2215    木の芽摘む手にとびのりし雨蛙一瞬ひやり死者の冷たさ

 

<365人の生き方>

■お客様 それが店の 信者なり
(米倉 満  理容「米倉」社長  祖父の言葉「業即信仰」)