義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2221-2225 うつつには・・・

福知山市三和町岼 渋谷神社

 

<義母の短歌>#2221-2225

#2221    うつつには遠き夢みしあけぼのの耳くすぐりしあの声は誰


#2222    天界の荒れ事知れとか癇癪玉弾けしごとく雷とどろけり


#2223    姥捨ての言葉残れどいにしえも男は短命か爺捨聞かず


#2224    鍬先に塒追われて身ひとつの軽さに走る百足の転居


#2225    古縄のごとくとんびに攫われし蛇空中で何思いいん

 

<管理人のおまけ>

あけぼの・・夜の明けるころ

癇癪玉(かんしゃくだま)

塒(ねぐら)

百足(むかで)

攫(さら)われ

 

<365人の生き方>

■迷ったら しんどい方を 選ぶこと 実力がつき 運も味方する
(津田 晃 野村証券元専務・日本ベンチャーキャピタル元社長)