義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2076-2080 かなしみが・・・

福知山市三和町中出 顕龍山興雲寺

 

<義母の短歌>#2076-2080

#2076    かなしみが沁み入るような春の雨新芽つたいて幹濡らしゆく


#2077    肩よせる肩が欲しいと思う日の心機一転さくら見にゆく


#2078    ひとりなるわれに今日あり明日あり花の開くを待つばかりなる


#2079    鍵っ子に似たる思いのひとり食納豆いつまで掻きまわしいる


#2080    府道逸れ谷川一キロさかのぼる何もなけれどわが桃源郷

 

<管理人のおまけ>

逸(そ)れ

 

<365人の生き方>

■人間の 力は出し切らないと 増えない それがお金と 違うところだ
平尾誠二 神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー  先生の言葉)