#1641-1645 怺えるとう・・・
<義母の短歌>#1641-1645
#1641 怺えるとう力の失せてこぼし過ぎ泪の枯れて仕舞った女
#1642 寒冷前線居据わる空の飛行音重く響けり夜の冷え厳し
#1643 行く末の杖にもならぬ孤を抱き視界心界累累と歌
#1644 丸太一本転がるさまに寝てみたし伸ばし折り曲げくぐまりて眠れず
#1645 幼きより得がたきものを求めしか母のかなしき目に責められし
<管理人のおまけ>
怺(こら)える
据(す)わる
孤(こ)・・みなしご
<管理人のつぶやき>
■幸齢者 闘病よりも共病を(80歳の壁から)