義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1591-1595 幼日に・・・

丹波古刹15ケ寺霊場 集印帳

  本ブロクトップの写真は、2002年から2003年(平成14/15年)に訪れた関西花の寺25ケ所の写真を掲載してきましたが、昨日25番目の観心寺で終了しました。思えば20年前の小さな旅でしたが懐かしく思い返しました。関西花の寺25ケ所に興味がある方があれば、本ブログ管理人のホームページをご笑覧いただければ幸いです。

 今日からは、2013年(平成25年)に訪れた丹波古刹15ケ寺霊場の写真を掲載いたします。興味のある方はこちらFacebookをご覧ください。

 

<義母の短歌>#1591-1595

#1591    幼日にわが持ちいたる羽子板の押し絵の姫は何処にゆきしか


#1592    素通りの今日の時間が惜しまれてまぶた垂れ閉ずまでを三十一


#1593    投げし石高処に手応えありしかば沈みし数個をいまは恃まず


#1594    累累とわれのみ刻をもて余すなぞらえて人を恃むべからず


#1595    ゆく雲を映す池の面ただ静か藻のなき底辺に金魚は眠る

 

<管理人のおまけ>

恃(たの)まず
累累(るいるい)と

 

<管理人のつぶやき>

■幸齢者 寂しくなったら外へ出よ 気楽な時間を楽しむも良し(80歳の壁から)