義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1806-1810 待ち呉れし・・・

丹波古刹15ケ寺霊場 第9番 高源寺

 

<義母の短歌>1806-1810

#1806    待ち呉れし花鉢の礼にろう梅の枝を手折りて差し出しにけり


#1807    山の彼方に幸い住むと唄いたる人現れよ倶に探さむ


#1808    引き潮に われゆきし歌心無疵のままで不意に戻り来


#1809    八方美人手のつけられぬエゴイズムまとめて此処に私の象


#1810    間違っても花にはなれぬあら草が数を恃みて畑を占める

 

<管理人のおまけ>

倶(とも)に

攫(さら)われ

無疵(むきず)

此処(ここ)

あら草・・雑草

恃(たの)みて

 

<管理人のつぶやき>

■Withとは 機能失したら おむつする

■Withとは 抵抗せずに 受け入れること