義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1466-1470 どのように・・・

関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院

 

<義母の短歌>

#1466    どのように生きても日は昇る此の身が大事守りてやらな


#1467    ひと刻を草引きむしりし跡確か小さな成果にかそけき安堵


#1468    寒わらびじねんに萌え出る山岸をにんまりひっそり人には告げず


#1469    とうたらり蜂蜜垂らす秋の蕗さびしき色に煮つまりゆけり


#1470    それでもまだぼうとときめくこともあり色恋事に夢遠けれど

 

<管理人のつぶやき>

■この月は 上弦の月これから丸く