義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1326-1330 身じろがず・・・

関西花の寺25ケ所 第18番 百毫寺

 

<義母の短歌>

#1326    身じろがず雨の陽明りうすれゆく窓を見ていつ今思惟はなく


#1327    覚め切らぬ耳にかそけき雨音の心濡らすや故なき溜め息


#1328    クレーン車巨体ギコギコ軋ませて清しき礼添え道あけ呉るる


#1329    見はるかす野山に秋の色深み刈田に藁燃す煙いくすじ


#1330    幼くて此の世の無情知りしかば今ある常のいかにかかぐわし

 

<管理人のおまけ>

思惟(しい)

藁(わら)

 

<管理人のつぶやき>

■選挙中 前代未聞のテロ発生 こんな日本で大丈夫なの