義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1321-1325 長命と・・・

関西花の寺25ケ所 第18番 百毫寺

 

<義母の短歌>

#1321    長命と人の言うまで生きんかなさてその生きの在り方が問題


#1322    わが炊きし栗飯美味しと食む友の貌が見たさに栗の渋とる


#1323    白萩のしだり枝そよろ揺れ遊ぶ床しき庭持つ超モダン人


#1324    咲ききらぬいたどりの花うす青く花と呼ばるるやさしさに垂る


#1325    酔芙蓉のつぼみようようほぐれ来ぬ盛りの頃はも友来たれかし

 

<管理人のおまけ>

白萩(しろはぎ)

そよろ・・そより

来たれ・・来てください

かし・・強く念をおす

 

<管理人のつぶやき>

■過ぎたるは 及ばざるごと 戻り梅雨