義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1301-1305 推敲に・・・

関西花の寺25ケ所 第17番 般若寺

 

<義母の短歌>

#1301    推敲に推敲重ね毀れたる玩具離さぬ子供の様に


#1302    ぼうと見てあれば不逞なドラマの男花瓶で叩かれ易やすと死す


#1303    つばらかに自が生態を見届けん死語のことまでわが構えねど


#1304    腹立てば「ニコッ」と笑むとうタレントありぽつんとひとり何笑うべき


#1305    一合の栗飯仏と分けて食むひと味足りぬは味覚にあらず

 

<管理人のおまけ>

毀(こわ)れ

不逞(ふてい)

 

<管理人のつぶやき>

■七夕って 何の日遠くなりにけり