義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1331-1335 真向かわねば・・・

関西花の寺25ケ所 第18番 百毫寺

 

<義母の短歌>

#1331    真向かわねばひと枝落とすも至難なりまして瞬く歌詠むなどは


#1332    虫の音を友とし静に生くるにはいささか心熱温み残れる


#1333    土に置く手の甲渡る細みみず みみずは体感持たぬものらし


#1334    われのみの出で入る表戸鍵を解き何はともあれ今日の始まり


#1335    心よき気温に和む目に沁みて稲穂は黄金の光りを纏う

 

<管理人のおまけ>

瞬(まばた)く

心熱(しんねつ)・・心の温かみ、情熱

纏(まと)う

 

<管理人のつぶやき>・・・直近のテロ事件から

■宗教って どこかに暗い影を見る

■宗教って 人にとって必要なの

■宗教って 何なんだろうと思うこの頃