義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1346-1350 雲間洩る・・・

関西花の寺25ケ所 第18番 百毫寺

 

<義母の短歌>

#1346    雲間洩る秋の光りに温みあり静と動なら動に傾く


#1347    クリーン作戦不参加の身のせめてもと人に知られず広場の草引く


#1348    身の程を知らず驕りし紅萩の倒伏に敢えて支えを結わず


#1349    秋海棠藤棚の茂を突き抜けて自力に咲けば称えて余る


#1350    それなりの華あり集う七十路のおんなは女のやさしさ醸す

 

<管理人のおまけ>

洩(も)る

結(ゆ)わず

秋海棠(しゅうかいどう)

称(たた)えて

 

<管理人のつぶやき>

■ジメジメに 今日のつぶやき出なかった