義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1351-1355 此の時計・・・

関西花の寺25ケ所 第18番 百毫寺

 

<義母の短歌>

#1351    此の時計止まりいるかと思うまでひとりに長し音なき日暮れ


#1352    黄金虫を曳きゆく蟻の生き力すざましきまでひたぶるなりき


#1353    水入らずのくらしなかりし吾が来し方子の家の団欒ときに羨しき


#1354    日の三日親子の情を逆となし生きても見たし成らぬ夢裂く


#1355    明るき歌詠むとしすれや嘘ならむ心に従けばよれよれの歌

 

<管理人のおまけ>

ひたぶる・・いちずなさま
羨(うらやま)し
裂(さ)く
従(つづ?)けば

 

<管理人のつぶやき>

■全丹地 詩吟道祭行われ 上位入賞まだまだの様