義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1356-1360  平穏に・・・

関西花の寺25ケ所 第19番 長岳寺 ご朱印

 

<義母の短歌>

#1356    平穏にあると思うな此れの世の雨も嵐も予告なく来る


#1357    気がつけば引き来し葱の手にあらず迷いを持てば何かを失う


#1358    語り合う家族失うひとり住み増えゆく里のひとりよわれも


#1359    曼珠沙華咲かねば淋しき野と思う瓶に挿すまで親しまぬとも


#1360    ひっそりと益なく害なく歌を詠むひとりのすさび刻ゆるやかに

 

<管理人のおまけ>

葱(ねぎ)

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)・・彼岸花

すさび・・遊び

 

<管理人のつぶやき>

■うぐいすが さかんに何かしゃべっている 

うぐいす語 解析できればノーベル賞