義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1296-1300 沈みたる・・・

関西花の寺25ケ所 第17番 般若寺

 

<義母の短歌>

#1296    沈みたる芥世に出る術のなし布袋葵は浮かびてひらく


#1297    実りの秋華麗に過ぎゆく長月のひそかに曳きずる冬を怖るる


#1298    踏切に空席運ぶ列車見つ思えばわれも乗らず久しき


#1299    秋風に耐えにし思いを遂げるごとダリヤの深紅再びを燃ゆ


#1300    川底の小石もときに跳びたからん水は海指し流れ止まぬに

 

<管理人のおまけ>

布袋葵(ほていあおい)・・水草(花)

 

<管理員のつぶやき>

■昼食時 ビール飲みのみ指を折る 今日のつぶやきこれに決定