義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1471-1475 死者○○・・・

関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院

 

<義母の短歌>

#1471    死者○○死者××が夢に来てわれを無視せり怒鳴りて醒めぬ


#1472    命終の近きか厨に昼を来て鳴く虫の音の冷えて細れる


#1473    もっこりと背中丸める主のいる蜘蛛の巣払わずくぐりて戻る


#1474    孫の婚間近にあればせめて手の泥滲み落とさむ軍手離さず


#1475    つわぶきの花に群なす花虻の羽音の唸り近寄りがたし

 

<管理人のおまけ>

醒(さ)めぬ

命終(みょうじゅう)・・命が尽きること

花虻(はなあぶ)

 

<管理人のつぶやき>

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