義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1431-1435 余りにも・・・

関西花の寺25ケ所 第20番石光寺



<義母の短歌>

#1431    余りにもむごき老後に耐ゆる友の傍辺を今は早く去りたし


#1432    白浜菊清らに咲けり明朝の供華は此の花野良の戻り路


#1433    三泊の娘去りゆきへやぬちのあちこちに顕つ声はまぼろし


#1434    揺れゆるる板橋渡る夢を見き彼岸の友に手を引かれつつ


#1435    会話とは心さらして笑うことつわぶきの花毅然と立てり

 

<管理人のおまけ>

へやぬち・・部屋の中

顕(た)つ

つわぶき・・初冬に咲く花

 

<管理人のつぶやき>

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