義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1416-1420 真綿に棘・・・

関西花の寺25ケ所 第20番石光寺

 

<義母の短歌>

#1416  真綿に棘包めるような言葉吐くいずくの地にもひとりやふたり


#1417  飲みさしのわがコーヒーをためらわずのむ若者の産声も知る


#1418  盗まれる若さ持たねど鍵かけて振りかえりみるひと日の流れ


#1419  赤きもの身に緑うすき我が庭のダリヤはなべて真紅を咲かす


#1420  歩けない死にたくないと泣く友を奮い立たせる言葉を知らず

 

<管理人のおまけ>

棘(とげ)

包(くる)める

 

<管理人のつぶやき>

■連日の 厳しい暑さ衰えず