義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1371-1375 客が来る・・・

関西花の寺25ケ所 第19番 長岳寺

 

<義母の短歌>

#1371    客が来るかたづけねばと焦るのみ刻の流れのやたらに速し


#1372    師はすでに過去の人なり一周忌の遺影に告ぐる永遠の別れ


#1373    そのように気だるき声に啼くでない鴉よわれも切なくなるに


#1374    幼な日のわれを知る人大方は逝きしふる里遠くもあるか


#1375    笹原のおどろ刈り終えし安けさに明日を恃みし心嗤えり 

 

<管理人のおまけ>

おどろ・・草木の乱れ茂った所

恃(たの)みし

嗤(わら)えり

 

<管理人のつぶやき>

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