義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1376-1380 施錠なし・・・

関西花の寺25ケ所 第19番

 

<義母の短歌>

#1376    施錠なし秋の夜長を声立ててテレビに笑いやがてむっつり


#1377    一周忌のあかとき夢に歌の師の一期一会の温顔に遭いき


#1378    稀有に澄む夜空粛しゅく名月の貴夫人に似て親しみ持てず


#1379    腰痛の友を医院に誘いて今日あるわれの生き甲斐とせり


#1380    積み置きし刈り草の中にとぐろまく蛇ひそまずやわが干支はねずみ

 

<管理人のおまけ>

あかとき・・夜明け方

温顔(おんがん)・・やさしい顔つき

誘(さそ)い

 

<管理人のつぶやき>

■戻り梅雨 やっと明けたか今日の空