2022-04-28 #1011-1020 湧きいずる・・・ 関西花の寺25ケ所 第9番 鶴林寺 <義母の短歌>#1011-1020 湧きいずるかたちなきもの歌い上げ解って欲しと強いては言わぬ 闇受けるかたちの三日月冷ややかに人の孤独を見透かしいたり 人妬む心湧かぬをうれしみてこれにて足れりと思うてもみる 怠惰にはつい慣れやすく立ち直る気力湧くかと春を怖るる 非農家の方はこれでと許されて喜ぶべきか集会の戻り 賽銭を投げよとのらす神はなし賽銭なくば盗みもあらじ 肩に沁む寒さを誰に告ぐるべき雪か霜かは天の意のまま 絶叫型押さえて詠めば物足らず塩気抜かれしお粥のような 里径に鳩の遊べる暖かさ速度落として唱う春よ来い ひとり言ふいに明るくとび出せり歌集の原稿まとめし抜殻 <管理人のおまけ> のらす・・おっしゃる 沁(し)む 里径(さとみち) 抜殻(ぬけがら) <管理人のつぶやき> ■国連に 何であるのか 拒否権が