#901-910 山住の・・・
<義母の短歌>#901-910
山住のまなこを洗う波頭浜に届かむ際を砕ける
波被く沖の小島の二つ三つともる灯もなく闇に沈みぬ
トンネルを抜けるとそこは雪国と小説もどきの奇声を上げる
温めし楽しみひとつ過去となる疲れを土産の旅ゆ戻れり
倶に住みしねずみ一族捕えたるこの手に干支のねずみは描けぬ
爽やかな目覚め愉しむ些事ながら外出の用事ひとつ持つ朝
俯して細くうたえり戦いに燃ゆる日なかりし青春のうた
次の世もおみなと生まれて悔ゆるなし願わくば強き四肢賜えかし
糧詰める袋両手に主婦どちの総身にくらしの力漲る
約束を破らぬ性がわが身上みぞれの舗道ひたすら走る
<管理人のおまけ>
波頭(なみがしら)
被(かず)く・・かぶる
倶(とも)に
どち・・仲間連れ
漲(みなぎ)る
茸(きのこ)
<管理人のつぶやき>
■朝は霜 昼は夏日で ウオーキング
■青空に 草刈機の音 日曜日
■何処にでも 神さまおわす 日本かな
<今日のウオーク>由良川 山家大橋ー和木大橋 周囲一周 6.6km
山家大橋から下流を望む
山家大橋から上流を望む