義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#901-910 山住の・・・

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関西花の寺25ケ所 第8番 應聖寺

 

<義母の短歌>#901-910

山住のまなこを洗う波頭浜に届かむ際を砕ける


波被く沖の小島の二つ三つともる灯もなく闇に沈みぬ


トンネルを抜けるとそこは雪国と小説もどきの奇声を上げる


温めし楽しみひとつ過去となる疲れを土産の旅ゆ戻れり


倶に住みしねずみ一族捕えたるこの手に干支のねずみは描けぬ


爽やかな目覚め愉しむ些事ながら外出の用事ひとつ持つ朝


俯して細くうたえり戦いに燃ゆる日なかりし青春のうた


次の世もおみなと生まれて悔ゆるなし願わくば強き四肢賜えかし


糧詰める袋両手に主婦どちの総身にくらしの力漲る


約束を破らぬ性がわが身上みぞれの舗道ひたすら走る

 

<管理人のおまけ>

波頭(なみがしら)

被(かず)く・・かぶる

倶(とも)に

どち・・仲間連れ

漲(みなぎ)る

茸(きのこ)

 

<管理人のつぶやき>

■朝は霜 昼は夏日で ウオーキング

■青空に 草刈機の音 日曜日

■何処にでも 神さまおわす 日本かな

 

<今日のウオーク>由良川 山家大橋ー和木大橋 周囲一周 6.6km

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今日のウオーキングマップ

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山家大橋から下流を望む

 

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山家大橋から上流を望む

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