義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

カテゴリー:動植物(十)

福知山市前田 愛宕神社

 

自筆短歌として最後に掲載した46首を、9のカテゴリーに分類しました。
46首の内、5首が含まれるカテゴリー【動植物】に分類した短歌です。

 

<義母の短歌>カテゴリー:動植物(十)

#2621    霜月になお咲かんとする夏百合の生きる執か孤高の花びら


#2637    造花のばら逆さまだって何んだって平気でいるから可愛ゆくない


#2638    実をつけしことなき枇杷の木年毎に徒なつぼみのおもわせぶりな


#2639    わがふれて花首折れし一輪のダリヤよ許せ小皿に浮かす


#2646    無意識に裏切ることもありぬべし蕾のままに終るか野ボタン

 

<管理人のつぶやき>

■この頃の 義母の年齢 87歳