義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1966-1970 残りしが・・・

福知山市三和町芦渕 霧窓山廣雲寺(ドローンで撮影)

<義母の短歌>#1966-1970

#1966    残りしがわれで良かりしあの人が米研ぐ姿思うだに痛まし


#1967    病む人の苦しみ焦りに較べぶれば物の数にもあらずひとり居


#1968    「小母ちゃんの顔見に来たよ」青年の黄金で買えぬ笑顔可愛ゆし


#1969    水槽の魚の目玉に見えるかと問えばかすかに瞬きにけり


#1970    休日の母に甘えて躁ぐ声届く限りの峡路明るし

 

<管理人のおまけ>

焦(あせ)り

小母(おば)ちゃん

躁(さわ)ぐ

 

<管理人のつぶやき>

■生き方の 1日1話を 読んでいく
(1日1話読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書)