2022-11-05 #1735-1740 まとうもの・・・ 昨日までに、義母の手作り短歌集(六)に蒐集された238首をカテゴリーに分類し掲載いたしました。 今日からは手作り短歌集(七)に蒐集されている短歌266首を順次掲載していきます。これらの短歌は、平成九年一月から三月の間(義母73歳)に詠んだものです。 引き続き、今後ともこのBlog(義母の短歌)のご愛読をお願いいたします。 <義母の短歌>#1735-1740 #1735 まとうものなべて脱ぎたる眞裸の夕陽みずからの茜に浮けり #1736 夕陽いまもっとも美しく輝けり眼蓋閉じて沈むまで見ず #1737 半熟の卵のような気だるさを吹きとばしたり冬の晴天 #1738 花苗が甘えた声を出しそうな久方ぶりの土との対面 #1739 花園に姫のあそべるような過去持たぬ三人子すこやかに中年 #1740 すこやかに今日を生き伸び思うなり一病持つ故心まろしと <管理人のおまけ> なべて・・すべて 眼蓋(まぶた) まろし・・丸い <管理人のつぶやき> ■これからの ルールは自分で 決めていく (80歳の壁から)