義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1551-1555 洗い髪・・・

関西花の寺25ケ所 第25番 観心寺 御朱印

 

<義母の短歌>

#1551    洗い髪指に梳かしつ書き流すすかして見ても狭き世界を


#1552    一本の笹を掴みて岸登る生きて根のあるものの確かさ


#1553    人逝きてわれに残せし憂き自在思いのままに生きよと言うか


#1554    もたもたと何言い淀むわたくしの耳はせっかちも少し急げ


#1555    残り菊折り来て挿して頬杖をつきいるショボくれ女は誰だ

 

<管理人のおまけ>

憂(う)き

 

<管理人のつぶやき>

■80の 壁超えるにはまず歩く(80歳の壁から)

■陽を浴びれば 幸せホルモン分泌する(80歳の壁から)