義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1566-1570 淋しげな・・・

関西花の寺25ケ所 第25番 観心寺

 

<義母の短歌>#1566-1570

#1566    淋しげな女は居らず文化祭余興に甘酒うどん屋賑わう


#1567    文化祭図体のみに場を占める馬鹿南瓜に目もくれやらず


#1568    寒菊の小花しいたげ降る雨の音確かめてゆっくり籠る


#1569    寝そびれし脳髄なだめる真夜中のテレビに秘湯の白き湯煙


#1570    見た目より淋しがりやの上体に付き合う脚が夜半に疼けり

 

<管理人のおまけ>

籠(こも)る

 

<管理人のつぶやき>

熱中症 その8割が幸齢者 エアコンつけて 水を飲む(80歳の壁から)