義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1571-1575 皎皎と・・・

関西花の寺25ケ所 第25番 観心寺

 

<義母の短歌>#1571-1575

#1571    皎皎と乾ける月の照らす道ともさぬ電池大きくひと振り


#1572    無軌道な少女の素直さ取り戻すドラマの終焉見届けやらな


#1573    西鶴のやすらぎ知らぬひと世映すテレビの前に寂寞といる


#1574    吾が頬を双手に包みなつかしと言いしは惜しや女友達


#1575    たんぽぽの黄は神の意志人工の桃花タンポポすんすん伸びろ

 

<管理人のおまけ>

皎皎(こうこう)と

寂寞(じゃくばく、せきばく)・・ひっそりとして寂しいさま

惜(お)しや

桃花タンポポ・・ピンクのタンポポ

 

<管理人のつぶやき>

■幸齢者 噛めば噛むほど体と脳はイキイキ(80歳の壁から)