義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1526-1530 単純に・・・

関西花の寺25ケ所 第24番 子安地蔵寺

 

<義母の短歌>

#1526    単純に指折り数えて歌会待つ遠き日夜祭り待ちしごとくに


#1527    土色の土が見たくて除草剤まきし畑に傘さして立つ


#1528    荷物にはならぬ喜びこぼさぬよう車窓はきっちり閉ざして戻る


#1529    里人に混ればいささか叛逆の匂い放つとみずから思う


#1530    留守電のひらたき声に戸惑いつつしゃちょこ張りて用件を告ぐ

 

<管理人のおまけ>

しゃちょこ・・緊張して固くなる

 

 

<管理人のつぶやき>

■80の 壁を越えても免許持つ 自信なくなれば運転しない

(運転免許、80歳の壁から)