義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1506-1510 魂の・・・

関西花の寺25ケ所 第24番 子安地蔵寺 ご朱印

 

 

<義母の短歌>#1506-1510  

#1506    魂の此処はまほろば変哲もなき奥山に住み古りて足る


#1507    孫の料理にこにこ食べるその味覚舌に合わぬを悟られぬよう


#1508    やんわりと傘開かせる秋の雨ここな空間ひとり占めゆく


#1509    シャボン玉のような希望の弾けては又膨らむゆえ生きてゆかれる


#1510    秘め言を囁くような雨音の次第にたかまり山茶花叩く

 

 

<管理人のおまけ>

此処(ここ)

まほろば・・素晴らしい所

古(ふ)りて・・古くなって

囁(ささやく)く

 

<管理人のつぶやき>

■幸齢者 80過ぎたら無理しない(80歳の壁より)

■幸齢者 80過ぎたら我慢しない(80歳の壁より)