義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1621-1625 靴履かぬ・・・

丹波古刹15ケ寺霊場 第1番 龍蔵寺

 

<義母の短歌>#1621-1625

#1621    靴履かぬ日は続くべしわが歌を敲いてくれるコンピゥーター欲し


#1622    ある時は明るく濃ゆくあるときは靄に紛るる人間模様


#1623    月隠す雲の狭間をくぐり抜け洩れくる光歪みて届く


#1624    忽然とこの身煙と消ゆるならそれも又よし美しからむ


#1625    ひとりごと聞かれし男己が貌つるりとなでてふっと消えたり

 

<管理人のおまけ>

敲(たた)いて

靄(もや)

紛(まぎ)る

 

<管理人のつぶやき>

■幸齢者 テレビをすてて外に出よ(80歳の壁から)