義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1497-1500 謎めきて・・・

義母の手作り歌集(六) 平成八年十一月より十二月中旬まで

 

昨日までに、義母の手作り短歌集(五)に蒐集された238首をカテゴリーに分類し掲載いたしました。

今日からは手作り短歌集(六)に蒐集されている短歌238首を順次掲載していきます。これらの短歌は、平成八年十一月から十二月の間(義母72歳)に詠んだものです。

引き続き、今後ともこのBlog(義母の短歌)のご愛読をお願いいたします。

 

<義母の短歌>#1497-1500

#1497    謎めきて丹波の朝霧山を呑む孤独あながち侘しと思わず


#1498    実をつけしことなき枇杷の木年毎に徒な蕾の思わせぶりに


#1499    夢とても嬉しき夢あり世に出せぬ宝持つごと唇ゆるむ


#1500    わが触れて花首折れし一輪のダリヤよ許せと小皿に浮かす

 

<管理人のおまけ>

徒な(あだな)・・むだな

 

<管理人のつぶやき>

■80を 超えたらメタボ丁度良い(80歳の壁)