義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#811-820 繭糸の・・・

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関西花の寺25ケ所 第7番 如意寺

 

<義母の短歌>#811-820

繭糸のほぐれゆくごと唇に記憶の底より湧きいずる軍歌


保健所に連れ去られゆく三匹の捨て犬酷似の貌持ちいたり


憚らず叩けるものあり息荒げ打ちこむ杭のゆがみて起てり


なまなかに本音を吐かぬ性なりとコンピューターに見抜かれいたり


他人事のごとく聴きおり子が街に定住なすとう事後報告を


飢え叫ぶ獣のごとくバイク音闇貫けり何昂ぶれる


息ひとつ吐く間のいのち雨露の生れ継ぐ端よりしたたり止まず


水暗き瀬音に向きてぬかぼたる曳きゆくひかりの心許なき


崩え株の猿の腰掛けしんねりと暗く冷たく日陰に太る


初弘法出店にかまけ詣でずに戻りし思いでわがひそかごと

 

<管理人のおまけ>

崩(く)え株・・崩れた株
初弘法(はつこうぼう)

 

<管理人のつぶやき>

■Come Comeが 今日で終わった Goodbye

■今日の歩は 三つの橋を 8の字に

 

<今日のウオーク>由良川 戸田橋-川北橋-さくら橋を8の字  13km

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戸田橋から下流川北橋を望む

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川北橋から下流さくら橋方面を望む

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川北地区 稲粒神社