義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2406-2410 咲き出ずる・・・

福知山市三和町大身 北蔵山長福寺(曹洞宗)

 

<義母の短歌>#2406-2410

#2406    咲き出ずる花を次々切るあなた花の悲鳴が聴こえませんか


#2407    花菱草の花も閉じたり帰らんか明日はあしたのお天気まかせ


#2408    片足を八十路にかけし唇に紅ひき添えて握るハンドル


#2409    今ははや時効となりし過去形の告白ににんまり聞きいる八十路


#2410    生き力あるなら伸びよポーチュラカ我が手助けは此れまでの事

 

<管理人のおまけ>

花菱草(はなびしそう)

 

<365人の生き方>

■分という 力はあっても 任にあらず
(濱田総一郎  パスポート社長  稲盛塾長の言葉)