義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2401-2405 ささ鳴きと・・・

福知山市三和町友渕 天満宮西ノ古城跡

 

<義母の短歌>#2401-2405

#2401    ささ鳴きと人は言うなれ我が耳は愛のコールに応えると聴く


#2402    惜しみなく花びら散らし枝伸ばす樹木は過ぎしを恋うることなく


#2403    花が皆ひと色ならばつまらない私は私の彩持ち生きん


#2404    晴天は身体が疲れ雨の日は心が疲れるどの道ひとり


#2405    自我失せて無心にお茶をもみかえす耳に涼しき鴬の声

 

<管理人のおまけ>

ささ鳴き・・ウグイスが茂みの中などでチャッチャッと鳴くこと
恋(こ)う

 

<365人の生き方>

仏道は 待ちて熟さん わかる時
(松原妙蓮 浄名寺副住職)