義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1786-1790 コーヒーを・・・

丹波古刹15ケ寺霊場 第9番 高源寺ご朱印と案内

 

<義母の短歌>#1786-1790

#1786    コーヒーを前に頬杖つく男何にも見たくはないと言う貌


#1787    間わぬのに「風邪引いたんや」と言う人の草臥れし顔もの哀しけれ


#1788    寒卵つるりのみどを辷らせて辿る夢路よなめらかにあれ


#1789    思考力妬心慈悲心茫ぼうと物体のごときが昼餉摂りいる


#1790    五カ年の歌歴の霜枯れ厳しかり初心に還れと呼ぶ声もなし

 

<管理人のおまけ>

草臥(くたぶ)れ

辷(すべ)らせ

辿(たど)る

妬心(としん)・・ねたむ心

茫(ぼう)ぼう

昼餉(ひるげ)

霜枯(しもか)れ・・霜が降ってかれる

 

<管理人のつぶやき>

■6年前 保育園落ちた 日本死ね

    これからは

■幸齢者 みんなで怒ろう 声合わせ 「特養落ちた 日本死ね