#1716-1720 はたとせの・・・
<義母の短歌>#1716-1720
#1716 はたとせの昔の忙しさ思い出で疲れ覚ゆる師走の曇天
#1717 紐ひきてひと呼吸置きともりいず蛍光灯の古きを愛す
#1718 山と川いずれも目の友小やみなく動きて止まぬ川の親しき
#1719 人居らぬ冬の細径夕あかり鳴かずに遊ぶ小雀数羽
#1720 軒外に踏み出す用なく日は落ちぬそれで事足るわが生きくち惜し
<管理人のおまけ>
はたとせ・・二十歳(二十年)
細径(さいけい)・・小道
惜(あたら)し・・もったいない
<管理人のつぶやき>
■見上げれば 天空一面 ウロコ雲 この雲出ると 近日に雨と