義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2051-2055 もの言わぬ・・・

福知山市三和町中出 顕龍山興雲寺

 

<義母の短歌>#2051-2055

#2051    もの言わぬ石に腰かけ体熱を奪われているだぁーれも来ない


#2052    ひそやかに呟くごとき煮豆の火闇にしんしん冬迫りつつ


#2053    「ありがとうよくぞ丈夫な歯を呉れて」突然息子が真顔を向ける


#2054    乳牛の滝なすゆまりに仰天し奇声を上げる街の子供等


#2055    サングラス外せば童顔の孫なりきナナハン駆りて墓参に戻り来

 

<管理人のおまけ>

呟(つぶや)く

ゆまり・・小便

 

<管理人のつぶやき>

■寒波来る 今の積雪 0cm 明日の朝は 何センチかな