#2006-2010 猫が貌を・・・
<義母の短歌>
#2006 猫が貌を洗うと人の言うなれどたまには泪を拭くかも知れぬ
#2007 水餃子ぷくりぷくりと浮き上がり参りましたと掬われている
#2008 「ギャッ」と啼く狐の鋭きひと声に刺されし野径日昏れのおどろ
#2009 直角に流れの変わるひと処水も憩いのひと時を待つ
#2010 泥のつく軍手ずぼっと脱ぐ指の軽さよ魚のごとくに動け
<管理人のおまけ>
掬(すく)われて
野径(やけい)・・野の道
<365人の生き方>
■ 打ち克て 自分の中の 感情に
(山崎直子 宇宙飛行士)