義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1926-1930 落とし湯の・・・

丹波古刹15ケ寺霊場 第14番 天寧寺ご朱印とご案内



<義母の短歌>#1926-1930

#1926    落とし湯の仄かな湯煙溝をゆく用足りし後を汚水となりて


#1927    自動ドア人を選ばず入れしめる感情なきもの又頼りなく


#1928    今の世に厠を外に持てるゆえ夜空愉しむ特権もあり


#1929    杉の吐く白き息とも霧昇る峡ならではの景せつなかり


#1930    工事ポールに道阻まれて目に留めし木肌の芯まであかき紅梅

 

<管理人のおまけ>

仄(ほの)かな

厠(かわや)・・トイレ

景(けい)・・景色

阻(はば)まれて

 

<管理人のつぶやき>

■寒いはず 最低気温は 氷点下 最高気温も 3~5℃