義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1841-1845 石蕗の・・・

丹波古刹15ケ寺霊場 第10番 白毫寺

 

<義母の短歌>#1841-1845

#1841    石蕗の重なり繁る葉に隠れでで虫いくつ往生遂げいき


#1842    朝刊は確かに差され朝の月刻惑わせて皎こうと輝る


#1843    昭和七十三年満期の保険ありその時私の昭和が終わる


#1844    本を読む鬼の像あり大江町細面にてなかなか美男


#1845    鬼女の像あらぬを不図もいぶかしむ閑居なすわが心の火花

 

<管理人のおまけ>

石蕗(ツワブキ)・・常緑の多年草

皎(こう)こう・・白くさわやか

不図(ふと)も・・図らずも

閑居(かんきょ)

 

<管理人のつぶやき>

■Qatarで さむらいブルー 涙する コスタリカって どこにあったかな