2022-04-05 #781-790 夜半の水・・・ 関西花の寺25ケ所 第7番 如意寺 <義母の短歌>#781-790 夜半の水のみど貫く冷たさを寂しむまでは考えるまじ 悲しみの塊のような芥袋固く結えて火中に投ず せつなげに闇ふるわせて啼きめぐる恋の季節を限られて猫 柚子の葉のひそかに抱く残り実に容赦もあらぬ雪ざんざ積む 雪解けの畑に青む雑草も関わり持ちて我が生きはあり 平らかにあらぬ流れの岩を打つ白き飛沫を見て飽かぬかも 見の限り人影のなき野を渉り電動鋸に木を挽く聴こゆ 稀れまれにも揺らすものなき山里のブランコ地まで垂れて幾とせ 飛行音消ぬれば戻る静けさの夜空は蒼き一枚の布 太陽をしみらに浴び来てそそくさとグルメに遠き昼餉に足れり <管理人のおまけ> のみど・・のど 芥袋(ごみぶくろ) しみらに・・いっぱいに <管理人のつぶやき> ■コロナ禍に 戦禍加わり 物価高