義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2481-2485 夏野菜・・・

福知山市三俣 生野神社

 

<義母の短歌>#2481-2485

#2481    夏野菜人と獣の知恵くらべ人は大方負けて嗤えり


#2482    落ちてなお象崩さぬのうぜんの花避けてよろめく夏草の径


#2483    子の歳に近き歌友に囲まれて何時しか古き語り部となる


#2484    夏休み孫のナナハン玄関に守衛のごとくどっしり据る


#2485    盆過ぎて虚しく静もるどの部屋の襖開けてもだあれもいない

 

<管理人のおまけ>

嗤(わら)えり

のうぜんの花・・夏に咲く花

静もる・・静まる

 

<365人の生き方>

■保己一を ヘレンケラーが 尊敬を

(平 光雄 社会教育家  ヘレン・ケラーも尊敬した塙 保己一の生き方)