義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2456-2460 逝く人と・・・

福知山市生野 天神宮

 

<義母の短歌>#2456-2460

#2456    逝く人とつゆ知らずいて看取りたる思い出寒し明日は命日


#2457    エメラルドグリーンの傘に白コートあるがままなる若さ眩しき


#2458    考える象に枝にいる鴉何悟りしか「クワッ」とひと声


#2459    トラックに満載さるる古自転車海を渡りて甦るべし


#2460    待たれいる充実感に四十キロ握るハンドル心のゆりかご

 

<管理人のつぶやき>

■神殿に お供えしました 吟詠を

日本吟道奉賛会 第44回平安神宮奉納に参加(写真は他の流派の発表)