#2271-2275 道楽で・・・
<義母の短歌>#2271-2275
#2271 道楽で歌は詠めぬと身震いぬ三ヶ島葭子の歌人魂
#2272 走り去る轍にとび散るにはたずみの水がじりじりもとに戻り来
#2273 夕茜背に負う猫の耳透けりそんな切ない目をしてくれるな
#2274 姥捨のしきたり今なおありとせばその山活きいき賑わうらんよ
#2275 上っ面の言葉位で掬えるか底の知れない人の心が
<管理人のおまけ>
三ヶ島葭子(みかじまよしこ)・・明治の歌人
轍(てつ、わだち)
にはたずみ・・流れるなどにかかる枕詞
夕茜(ゆうあかね)
姥捨(うばすて)
掬(すく)える
<365人の生き方>
■今の友 10年前は 敵だった
(篠沢秀夫 学習院大学名誉教授)